活動記録

「あなたの思い描く和歌山の8年後(=国連 家族農業の10年が終わる2028年)」

2020年8月12日に開催したFFPW第2回総会のおりに、「あなたの思い描く和歌山の8年後(=国連家族農業の10年が終わる2028年)」を教えてくださいとアンケートをとったところ、多くの回答をいただくことができましたので、いくつかご紹介いたします。


  • 自然を大切にし、自然を愛し、自然とともに生きる暮らし。
  • 自給率の上昇。
  • リモートワークの一般化により、和歌山の様な地方へ人々の移動、定着が進む。
  • 8年後は、我々が和歌山の特性を世界に正しく発信したことで、敬意を持った訪問者が増え、和歌山の自然と寄り添った食品や文化、サービスが評価され、新たな競争力への活力となった。その魅力の増進で、一定量の関係人口が増加した。それを提供するものが誇りを持ち、地域に根付いていってる、あたり。
  • 和歌山の生産者と都市(大阪市など)消費者が共に2代、3代にわたってつながり、地域内循環で過度な都市集中が回避できつつある姿です。
  • このままでいけば耕作放棄地は激増し、都市化が進んでいるところは不動産屋の草刈り場となり、農地はほとんど宅地化されるでしょう。逆に旧の集落は、ほとんど空家か独り暮らしの老人ばかりで、地域社会は崩壊していると思います。気候変動で夏は40℃越え、冬はなくなっているのでは? そうならないために即行動!
  • 新自由主義経済が破綻し、日本経済も大きく変わると思うが、和歌山の活性化には強いリーダーではなく、誰もが共同参画し、和歌山を考える場ができているかもしれない。
  • 8年後は73歳。おそらく退職していると思う。今も紹介されたのを契機に市民農園で野菜を育てているが(放置が実状です)、本格的に楽しんでいると思う。私のような者も含め、農業、漁業、林業に関わる多くの人が交流するstageが大きく広がっていると思う。農業の役割と可能性を信じて、連携して行政に提言し、発言力が増していると思う。農村地域の多くのところで、連携して地域づくりをめざし、話し合い行動する光景が広がっていると思う。とくにIターン、Uターンの若い世代含め、以前から住んでいる人達の交流と挑戦の実践が目立って来ていると思う。
  • 地域参加型の農業経営、農場をつくる。
  • 和歌山県産品で水産品、畜産品も含めた食料自給率100%を達成(希望)。肥料・農薬不使用の自然栽培農産物の食事で医療費が大幅減。医療は予防医学がメインに。軽油代替品としての天ぷら廃油やユーグレナ由来の燃料で動く自動車や農機具が活躍。
  • IoT技術導入による地域社会、農林水産業・福祉・防災。
  • 和歌山全体がオーガニックな場所になっていて、みんなが自分らしく、仲良く元氣に暮らしている。
  • 農業、林業、漁業を始め、食の豊かな地域と海、川、森のきれいな観光地に。史跡と文化と温泉などからなる全国屈指の弥盛地(イヤシロチ)。
  • 林業は最低50年の月日がかかりますが、農業は1年で大体完結できると云うことで、目指すは兼業林家です。山の土地は、薬害も無く健全な土地なので、そこに育つ農作物は安全、美味なのではないでしょうか。それと林業の1ヘクタールは小さく、農業のそれは大きいと考えれば、山を利用していろいろの作物の収穫を考えることが出来ると思います。コロナの影響で世界との関わりも変化するでしょうから、自給自足の日本で、和歌山は農林漁業大県を目指すのが良いと思います。
  • 街の人たちが森林浴にやってきました。さえずりを聴きながら昆虫採集、キノコ狩り、森林ヨガに、ハンモック。きこり体験も楽しそう。薪に炭、バイオマスに風力に、持続可能なエネルギーを届けます。きれいな空気も届けます。田圃に、畑に、海に、きれいな水をおくります。野菜も魚もよろこんでいます。都会から若者たちがやってきた。先輩きこりはうれしそう、得意技を披露して。こどもたちは山で遊んでる。山はワンダーランドになりました。
  • 自然農法の野菜のシェアが大きくなり、出生率が高くなる和歌山。
  • 自然農法家が増え、自然農法を推奨する自治体が現れていると思います。
  • 農業からですが、1人でも多くの人達に自然農法を広めて、いかに地球環境に良いかを問うていきたい。土が綺麗になれば世界が平和になる。
  • 無農薬や有機農業の割合がもっともっと増えている!
  • 若者農家が増えている。
  • 和歌山では自然栽培農家が今の20倍に。スーパー、直売で和歌山産の有機や減農薬が必ずもうけられている、かつスペースが大きい。自給率100%。少なくとも人体に影響ない農薬へのシフトに伴った水質の改善。和歌山は水道管の老朽化もいわれていますので、住民の健康や認知機能、成長の過程において水質もよくなっている。生活用水への配慮による農産物の質の向上、また漁業への効果。一般市民の安全な家庭菜園。また形だけでなく、実際放射能や農薬測定により、より安全性を高める、ビタミンミネラルの多い本当の農作物。ホルモンへの影響もいわれているプラスチックの排除。海外では実践済み。かなり取り組みに関わっていきたいのでよろしくお願いいたします。
  • 学校給食の食材をオーガニック、国産、地産地消を満たしていける地域であったら良いなと思います。
  • 地産地消でのオーガニック学校給食が、和歌山県内どこからか始まっている。
  • 安心、安全の食品(無農薬、無肥料、非遺伝子組換え)が、スーパーや給食で当たり前になる和歌山県。
  • 欧米のように、どこのスーパーに行ってもオーガニックのものがふつうに買えるようになっている。和歌山県が全国でトップの自給率となり、県民は自分の住んでいるこの和歌山を大切にし、誇りに思い、一人ひとりの心の中に、地域を良くしていきたい、美しい自然を次の世代に残してあげたいという想いが芽生える。
  • 大切なものを当たり前に大切にできる社会。私たちは豊かな自然環境、多様な命(人の多様性も)によって生かされています。経済効率よりも、自然環境を守り大切にできる社会、お互いを尊重できる社会であることを望んでいます。

以上、アンケートにご回答くださった皆さま、ありがとうございました!